校歌・校章
校 歌
校歌(歌入り) | |
校歌高音 | |
校歌低音 | |
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緑の風と 日の光 恵みの教え こヽに満ち |
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作詞にあたって
作詞者 柿澤 八代吉
私が初めて教師となり、奉職した学校は、大野小学校であった。楽しい毎日であったのに、県の都合で転勤を余儀なくさせられ、やがて私は、横浜へ勤め続けることになった。以来何十年ー昔のその学区内には、次ぎ次ぎ学校が新設され、遂に谷口小学校の新設。何と驚くべき変遷であろう。そして、この新設校の校歌を、私が作詞する立場になるとは、実に不思議な因縁というほかない。
地区内には、昔を偲ぶ緑の風があり、美しい日の光があり、流れはつきぬ境川がある。この環境下に新設された立派な小学校ー仰ぎみる人は、誰でも希望に満ちた明日を予想するに違いない。先生方お一人お一人の懸命な心が溢れる学校で、生徒もそれぞれが、心をひきしめて勉強に立ち向かう。そこを狙って歌ったのが、この校歌である。
願わくは、この校歌がうたい続けられ、学校も生徒もよりよき前進を続けてほしいものである。
作曲にあたって
作曲者 溝部 国光
これまで、私とは全く一面識もなかった校長の三好先生が、私の歌曲作品集をご覧になった結果、「谷口小学校校歌の作曲は、この作曲家に依頼しよう。」と、お決めになったのだそうです。自分の作品が評価された上で、新作のご下命を受けるということは、作曲家として最高の光栄であると心得ました。
ですから私としては、全身全霊を集中して、皆様方に喜んでいただけるような曲を作らねばならぬと決心いたしました。何しろ依頼主ご自身が、音楽芸術について高い見識をもっている方なので、作曲中にも、何度かご批評を仰ぎながら、やっと完成した次第です。
歌詞の冒頭に「緑の風と日の光」とあります。この爽快な歌詞の気分に刺激を受けて、メロディーを浮かべ、そして、曲にもそういう気分がみなぎるように努めました。
従来、校歌と言えば、儀式向きの荘重な曲調が多かったようですが、この曲は、軽快な行進曲風にシマした。私の希望としては、儀式用としてのみならず、日常、いろいろな場合に、気軽に使っていただきたいのです。例えば、遠足の行進用として、伴奏楽器が無くても結構です。前奏のメロディーは、「ターラランラ、ターラランラ・・・・・・・・」と口で歌うこともできます。いつもいつも、皆さんのそばにこの曲を鳴り響かせていただきたいものです。なお、エキスプレッション(発想)は、皆さんの自由にしてください。
校 章 1982年2月13日制定
考案者 佐藤 三四次 (当時の谷口小学校教頭)
谷口小学校の子どもたちが、誇りと親しみをもてるようにと、谷(ヤ)口小の文字を図案化しました。
ヤを六角形にまとめ、頂点は各学年を意味し、それぞれの運営を密にし、より前進する願いを込めました。
緑色は、校歌の”緑の風と・・・・・”と、相模原市の色、そして伸びようとする若草のように育ってほしいという願いを表しています。
黄色の円形は、太陽を表し、また、谷口小学校全体の和を求めています。
更新日:2023年08月07日 11:01:26